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ダッフルについて本気出して考えてみよう

馬鹿がダッフルでやって来る

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馬鹿がダッフルでやって来る

ダッフルって馬鹿なの??


こんにちは!

ミエどんです

 

 

お盆休みの週末、京都駅はとても混雑していた様子びっくり

お出かけで京都に来られる方がおおいんですね音譜

夏の京都をお楽しみくださいませ照れ

 

今日も素敵なお客様にご来店いただきましたご紹介いたしますグッ

 

★YOSHIKA様★

 

 

こんな素敵な浴衣美人にご来店いただきましたよラブラブラブラブ

京都に帰郷され、ずっとほしかったJIBトートバッグをGETされましたキラキラ

これからたくさんお使いくださいねニコニコ

まだまだJIBアイテムたくさんございますので、

次回ご来店お待ちしております!

 

★イニシャルA様★

 

 

ご旅行用に大きいバッグをお探しでした爆笑

たくさん収納できるダッフルバッグMを選ばれましたよアップ

ご旅行のお土産をたっぷり入れてくださいね爆  笑

またのご来店お待ちしております

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

マリンな「ゼノアシリーズ」をご紹介スイカ

 

 

◇ゼノアロープトートバッグM

 

 

持ち手ロープは夏らしいホワイトイルカ

 

※レッド、イエローグレイすべてMサイズのみ在庫ございます。

 

 ■ゼノアロープトートM 品番 G-RTM130 価格¥14,040(税込)
サイズ:52×28×20㎝ 

 

 

◇レザーハンドルカバー 

 

 

ハンドルにはレザーのカバーがオプションでつけられますよグッ

 

■レザーハンドルカバー 品番 G-OHC20 価格 ¥2,160(税込)

 

 

◇ゼノアロープショルダー

 

 

ロゴなしJIBは、大人な雰囲気で素敵ですキラキラ

 

■ゼノアロープショルダー 品番 G-RSB220 価格 \23,760(税込)
サイズ:36×29×12㎝

 

 

◇ゼノアダックス 

 

 

コロンとした筒型のバッグ音譜音譜

 

 

 

お出かけにいかがでしょうかOKウシシスイカ

※在庫はレッドのみです。

■ゼノアダックス 品番G-GBRD72 価格¥7,776(税込)
 サイズ約32×13㎝

 

レッドとホワイトの組み合わせは、とても素敵ですよ~ラブラブ

 

 

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ルンルンJIB KYOTO 15周年イベントルンルン

 

JIB KYOTOファンの皆様に支えられて15年!!

皆様への感謝の気持ちをこめて、

イベントを開催いたします爆笑

開催期間は9月8日(金)~10日(日)の3日間ですウインク

 

※誠に勝手ながらイベント開催日の前後、

9月7日(木)と9月11日(月)は

イベント準備&通常営業への準備のため

臨時休業とさせていただきます。

 

詳細は、フライヤーをクリック筋肉ラブラブ

 

 

 

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☆8月JIBフェア

 

JIBフェア@ヤマハマリーナ琵琶湖

【毎年恒例!マリンリゾート施設でのJIBフェア】
■期間:2017/7/8(土)~8/20 (水) 定休日:毎週火曜日
■時間:9:00~18:00
■場所:滋賀県大津市下坂本5-2-2


※期間中受付しましたネーム入れは、

会期終了後、約1週間後のお渡しになります。

■http://www.yamaha-marina.com/

 

お近くの方はぜひぜひお立ち寄りくださいねニコニコ

NEWカラーアイテムもしっかりご用意いたしておりますクラッカー

 

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◎JIB KYOTOのフライヤー片面をご提供します!
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私はダッフルで人生が変わりました


 

決まりきったご注意ですが、今一度、ご確認くださいm(__)m

 

気象系BLストーリーです

閲覧ご注意ください

こちらN総受・本日はON(大宮) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side N + side O

 

 

 

 

 

 

side N

 

 

 

結局大野さんの家に着くまで、僕はずっと背中におわれたままで・・・

下ろされたのは大野さんの家の軒先、雪のない玄関だった。

到着した家の風情を見てびっくりする、僕の家とはまるで違う純日本家屋だったから。

 

 

 

「こんにちは・・・」

「誰もいないよ、まあ入って」

 

 

 

家の意外な佇まいと大野さんがかみ合わなくて、僕はきょとんとしてしまう。

大野さんは笑いながら僕の頭の雪を落として、自分の足元にこびりついた雪も払った。

見たこともないような金に鈍く光ったカギで開けられた玄関の中に、背中を促されて入る。

誰も居ないという家の中はすっごくひっそりしていて、踏みしめる床は足の裏が凍りそうに冷たい。

 

 

 

「こんな雪の日は、どうにもなんねぇくらい冷えるんだ、・・・あぁ、スリッパ・・・」

「だ、大丈夫です!」

 

 

小さな戸棚をさぐる大野さんは、簡単にスリッパを見つけられず頭を掻く。

僕は笑顔で足を揃えた。

ほんとは、・・・つめた、いっ・・・、ぴくぴくする指先を背中から降ろしたリュックで隠した。

 

玄関は引き戸だし、後ろをついて歩く廊下はちょっと長いし、その横は立派な庭だし・・・

忍者屋敷のような造りに僕の口は開きっぱなし。

少し急な階段を上がると廊下がまた長く伸びていて、出窓のように張り出した手すりの下に、さっき見ながら通った庭が見下ろせる。

角まで行けばドアノブのついた部屋があり、大野さんはそこへ入っていった。

玄関からリビングまですぐの僕の家とは違って、部屋へ来るまで少し時間がかかるくらい大きな家。

 

 

「びっくりしたか?古いだろ」

 

 

僕がおずおずとドアの内側をのぞくと、大野さんは部屋のストーブの前にしゃがみ込み笑う。

マッチをすってつけるやつ、こんなストーブ・・・見たことない。

去年のキャンプのときに父さんが見せてくれたランタンみたい、それのでっかいバージョン。

 

ガラスで出来た窓の部分をそっと開けてマッチの火を入れると、白いわっかに火が移りそれはあっという間に燃え上がった。

小さなお皿にマッチを捨て、大野さんはコートを脱ぐ。

 

部屋に少し入ったところでやっと指先に触れた畳にほっとして、僕は小さな溜息をついた。

 

 

 

「冷たかったな」

「・・・いえ、大丈夫です」

「ここ入ってろ、すぐ温かくなるから

 

 

 

大野さんは家の鍵をコタツのテーブルに置いて布団を捲った。

手を伸ばして僕のダッフルコートを受け取り、ベッドにそっと広げてくれる。

 

 

「これで‥乾くかな」

「はい、ありがとうございます」

「ジーパンも干したほうがいいな」

 

 

あ・・・、僕はべったりと濡れた膝から下を見下ろした。

おんぶで抱えられたこの部分だけはどうしても雪を避けきれなくて。

 

 

「俺、ちょっとしょんべん、これ穿いていいから好きにしてて」

「はーい・・・」

 

 

 

カチャン、と閉められたドア。

僕はひとり大野さんの部屋に残され、一気に緊張に包まれた。

 

それでも冷え切った足はコタツの誘惑に負けてしまって・・・

僕はいそいそとジーンズを脱ぐ。あまりの濡れ方にどこへ置こうか考えながら部屋をうろつくと、大野さんの勉強机の椅子の背が目に入り、そこへそっと掛けさせてもらう。

穿いていいと言われたスエットを持って、僕は素足をコタツにそっと入れた。

 

 

「・・うっ・・・!あったかぁ・・・・い」

 

 

優しい温度にほろほろと足がほぐれていく。

歩いてきた廊下の冷たさに僕の指先はジンジンじていたので、コタツの中で指をぱかっと拡げてみたりして。

 

 

「あぁ・・・、幸せ・・・、僕もコタツ欲しいなぁ」

 

 

大野さんは全身雪まみれだった、ジーンズの裾が濡れていたことを思い出す。

早く戻って来て大野さんもコタツに入らなきゃ冷えちゃうよ。

 

 

 

「・・・・。」

 

 

 

なんだろう。

ぐるりを見渡した部屋の中は、当たり前だけど大野さんの部屋で。

目に入る色んなもの、こんな風にたくさんの知らない情報は本当は少しずつ知りたい。

なんだかもったいなくて苦しい・・・。

あれもこれももっと見たいのに、僕はドキドキしてしまう。目の前のコタツの天板の木目に目を落とす。

それくらいここには僕の知らない大野さんがいっぱい詰まっていた。

 

そっと顔を上げて、ゆっくりと・・・、少しずつを目に入れていく。

 

勉強机に残されたままの3年生の教科書、でもきちんと揃ってて。

別の本棚には大きな背表紙がいろんな高さで並んでいて、見たこともない外国語の字面が並んでいる。

写真集かな・・・画集?

漫画もあった、知らない作者、DVDもある、卒業アルバムらしき背表紙も。

黒々としたダンベルがふたつ部屋の隅にあり、コンセントのそばにスマホの充電器がある。

あまり使って無さそうなノートパソコンが見えた、かなり古そう。

 

壁に立てかけられた釣り竿、額に入った外国のポスターみたいに古びた画。

テレビに小さなオーディオに、すごく古いプラスチックの丸いゴミ箱・・、これスヌーピーだ、大野さんがスヌーピー?

 

 

「ふふっ、可愛い・・・」

 

 

そして、何より目をひく制服・・・

大野さんの学ラン、なんだか懐かしい。

壁にかかったその学ランの横には、長ランが下がっている、これはもう伝説の応援団のやつだ。

 

名前の刺繍がキレイに入っていて、襟がとても高い。

僕はつられるように立ち上がり、その長ランに近づいた。

 

この長ランを着ていた頃の大野さんを僕は覚えている。

僕の世界とはぜんぜん別の場所で生きている人で、ドラマの中の不良みたいにただ怖かった。

なんの接点もなかったのに学食で出会ってから・・・まだ、たったの数か月しかたってない。

 

少し目が潤む。

どうしてだろ、とっても大切なものを見せてもらってる気がする・・・

 

そっと袖口を手に取る。

普通の学ランより何倍も密になった生地がずっしりとしていて、ハンガーにかけたまま持ってみるとかなり重い。

 

 

「こんな重いの着て、あんなずっと腕を上げて試演するんだ・・、そりゃ大野さんは僕一人くらいおんぶできるよね」

 

 

・・・かっこいいなぁ・・・、

 

 

 

 

・・・ちょっと、着ちゃおうかな

 

 

 

あの長い廊下や階段をどこまで戻ったのかわからないけど、まだ足音もしないし・・・

 

 

 

一瞬だけ着させてもらっちゃおっ・・

 

 

 

僕は長ランを肩にかけて袖を通した。

 

 

「・・・でっか!」

 

 

思わず声が出る。

首の後ろに鉄板を入れたようにカラーがそびえていて、硬い。

両手を伸ばしても手の先が余ってしまう。

 

 

ふふふ、大野さんて・・・やっぱカッコいいなー

これでほら、後ろ手を組んで大空に向かって、フレー!フレー!って・・・

 

手を振り上げて、拍を取ってみる。

長くて白いハチマキをする大野さんが目に浮かぶ。

7月の始め、何にも思わずに、野球部の地方大会を見ていた。

人数合わせに駆り出されて、ただ暑くてフラフラしていたことを思い出す。

もっともっと大野さんを目に焼き付けておけばよかった・・・

 

 

僕は両腕をぎゅっと抱きしめてニヤニヤする。

 

 

僕はくるりと回ってみた。

遠心力と生地の重さでそれは僕より遅れて回転する。

ちらっと見える裏生地の光沢もカッコイイ、相葉先輩の深緑の裏地もすごいカッコいいけど、

この紺色、渋いなぁ・・・大野さんに似合ってるよね!

 

 

「ふふ、大野さん、ーん・・・」

 

 

顔をニヘラっと緩めた瞬間、大野さんは帰ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

side O

 

 

 

 

 

 

 

 

しょんべんのついでに温かいものを・・・と、台所に行く。

インスタントコーヒーを手に取り考えた。

 

 

「コーヒーとか‥飲むのか?あいつ」

 

 

ファミレスではいつもメロンジュースだ、学校では…何飲んでんのか知らねえし・・・

あ、なんか水筒持って来てたな、スマーフとかいうやつの。

 

 

「ま、お茶で・・・」

 

 

熱けりゃいいだろ、なんせ寒い。

いくら細いとはいえ、カズを背負ってダッシュすれば俺だって汗もかく。

その汗は引きかけていて俺の身体は少し冷えていた。

 

 

 

「さぶっ・・・」

 

 

 

俺はしんとした台所で適当にお茶を淹れ、足早に部屋へと向かう。

隣の居間のコタツの上にあった蜜柑をカゴごと失敬した。

途中濡れたシャツを全部脱ぎ捨て、洗濯機へ放り込む。

庭には止むことなく降る雪がどんどん積もり、まるで別世界だ。

 

廊下を行きながら部屋の中を頭に浮かべ、見られてまずいものはなかったかとぼんやり思った。

翔ちゃんは「その手のもの」を探す天才で、どこに隠しても見つけてくるからな・・・

だいたいそれらはほとんどが翔ちゃんから流れてきたもの、俺のじゃねえし。

カズに見つかった時の言い訳が頭に浮かんでくる、いや待てよ、カズだって男だし別にいいのか?

俺はふふ、と笑って部屋を開けた。

 

コタツにカズが居ないことに気づいて一瞬戸惑う。

え?と思ったら、ドアの内側に真っ赤な顔をしてカズが立っていた。

 

 

俺の・・・長ランを着て・・・。

 

 

「ごっ、ごめんなさいっ・・・!」

 

 

カズは慌てて手で口を覆い、真っ赤な頬を隠すように俯いた。

とりあえずドアを閉めて、コタツの上にお茶と蜜柑を置く。

 

 

「あの、カッコイイなって見てたら・・・、ちょっと羽織ってみたくなっちゃって・・・、大事なものなのに」

「お前・・・」

「や!ほんとごめんなさいっ・・・脱ぎます!すぐにっ」

 

 

たっぷりした重さの長ランをジタバタと脱ごうとするカズの手首を掴む。

怒られると思ったカズは顔面蒼白で・・・いや、違うから、怒ってねぇから

 

 

「ごっ、ごめんなさいっ・・・・、」

 

 

俺は一瞬でカズを裸の胸に抱き寄せ、自分の両腕でロックした。

 

 

「ひゃ・・・、おーの、さ」

 

 

緊張で強張るカズの反応が面白くて・・・、可愛い。

こんな分厚い学ランの中に包まれていても、カズの細さは圧倒的で。

俺は20日ぶりにちゃんと触れるカズの体をそっと締め付けた。

カズは小さなつむじを見せながら俺の腕の中で大人しくしている。

 

 

なぁ、ちょっと暴れろよ、

何でも俺の思い通りにしてたら・・・お前・・・

 

 

湧き上がる不思議な熱を、小さく頭を振って追い払う。

どうかしてる、頭を冷やせよ、俺・・・

 

 

「おーのさん・・・」

「ちょい見せてみろ?」

「あ・・・、うん」

 

 

腕の中から解いて、カズを目の前に立たせた。

 

 

「ふふ、全然じゃん、完全に着られてる」

「・・・ですよね、何が違うんだろう」

「肩と、胸かな、厚みが違うな」

「…腹筋だけじゃだめなんですね」

「腹筋?」

 

 

カズは残念そうに頬を膨らませて上目で俺を見る。

学ランの袖口から丸い指先を出して、自分の腹をさすった。

 

 

「大野さんに近づきたくて・・・、大きな声が出せるように僕いま、腹筋頑張ってるんです、ほら」

 

 

セーターを捲って白い腹を見せると、カズはペチペチと叩いた。

その腹にはなんの陰影もなく、ただのぺっとしている。

 

 

「お、割れてるじゃん」

「え?ほんとっ」

「一個に割れてる」

「・・・・ほんと?!いっこ、え?一個って!!大野さんっ!」

 

 

どん、と胸に飛び込んできたカズを笑ってまた抱きしめた。

恥ずかしそうに顔をこすりつけるから、そのまま頭をゆっくり撫でる。

直に胸に触れるカズの頬、初めての感触・・・

案外カズの方が肝が据わってんな、俺の鼓動が少し早まった。

 

 

「なんで俺に近づきたいんだよ?」

「・・・なんでって、カッコいいもん。僕カッコいい男になりたいんです」

「そうか・・・、そりゃ困ったな」

「なんで困るの?」

 

 

カズはくるりと瞳を上げて、薄い唇を尖らせる。

どうやってもカッコイイより可愛いだよ、そのチラチラ見える緑のアニメ柄のパンツとか。

俺はクスリと笑って腕の中の温度を確かめた。

 

 

「ねぇ、なんで・・・?」

 

 

少し甘く聴こえるカズの声。

腹の奥にちょっと・・・響く。

 

 

「なんでだろ、わかんねぇな、・・・ま、お前はこのままで十分だってこと」

 

 

俺は邪な気持ちを取り払うように長ランの肩を脱がせて、重いそれをベッドに放る。

一枚のセーター姿になったカズは、腕の中でますます泳ぐほど細くて頼りない。

白い脚が眩しくて・・・

どうすりゃいいんだ、着せときゃよかった・・・

 

 

「寒いだろ、コタツ入れよ・・・つうか、下穿かねえの?」

「下?・・・・え?ええっ」

 

 

見下ろした自分の素足に驚いて、カズはバネ仕掛けの人形のように飛び上がった。

いやいや、恥ずかしいか?

恥ずかしがるカズにこっちが照れて、俺は苦笑いするしかない。

 

 

「わ!…忘れてましたっ・・・、さっき穿き替えようって思って学ラン着ちゃった!」

 

 

そのままコタツへ飛び込んでカズはあたふたとスウェットを穿いた。

 

 

「お!大野さんこそっ・・・」

「俺?何」

「裸で戻って来るなんてっ」

「汗かいてたし、さみーじゃん」

 

 

俺はベッドに畳んで置いていたスウェットに着替えるために下を脱ぎ、紺色のそれに足を通す。

Tシャツとトレーナーもかぶりやっと体が温まり始めた。

カズの角隣へ座って足を伸ばす。

 

 

「・・・なんか、いいな・・・」

 

 

カズが小さく口を尖らせた。

 

 

 

 

 

「何が」

「腹筋あるし、背中は広いし、力強いし・・・パンツも大人パンツだし」

「さすがにお前の柄パンははけねぇわ」

「お笑いですよ、こんなの大野さんが穿いたらみんな笑っちゃう」

 

 

不貞腐れてコタツに顎を乗っけるカズは、盛大にため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづきます

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

 

 

 

 

 

大宮×日本家屋

今年の夏は大野さんちの縁側で花火みようねカズきゅんv

 

 

 

「ねぇ、大野さん!花火まだかなぁ、僕、もう待ちきれないっ」

 

 

 

 

 

「ふは、ガキと変わんねぇな、お前は」

(・・・カズ、その足をもうちょっと開いてくれ!)

 

 

 

 

 

 

 

 



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